1日目

今回も節約のため青春18切符を利用して行きます。
今回もっていうか多分今後も基本は青春18切符になると思いますけどね。

ちなみに同行者として師匠をお連れします。何故師匠か。私の音ゲー師匠だからです。
全く持って関係ないので基本師匠はスルーしちゃうぜ。(酷

そして恒例の事前陳謝。(ぇ
今回もかなり写真が斜めって撮られています。
なんでかなーと思っていたのですが…。

「そういえば私、乱視だった。」

眼が悪くてスイマセンorz
そんな感じですが、出発で御座います…。











夜行快速を利用して時間の節約を図ります。
青春18切符で利用できる長距離列車ということで大変有用な代物で御座いますね。

と書いたのですがー
なんと臨時列車化の動きが出てまいりました。(2008年9月現在)
臨時列車となれば、年末年始やお盆等、一定期間だけの運行となってしまい、使い勝手が悪くなってしまいます…。
ブルートレインよろしく、夜行列車はどうも廃止の方向で動いているみたいですねぇ…。

さて話は戻りまして、8月5日は朝から天気が不安定で19時頃から東海道本線の一部がストップしていました。
ながらが動かないとなると計画がかなり狂ってしまう。
とはいえどうしようもないので取り敢えず出発。

運賃節約のため小田原から乗車。新宿から小田急にて小田原駅へ、0:43に到着。
どうやらちゃんと動いていたようでながらが入線してきました。ひと安心。
その後浜松付近の雨の影響でちょっとストップしましたけど時刻通りに名古屋へ。そして紀勢本線で伊勢へ。










神宮(伊勢神宮)






JR伊勢市駅。まずは外宮を目指します。駅から徒歩約10分。






あまり時間も無いので見たい所だけを見て回ります。勾玉池とかはスルー。






よくこんな感じが出せるものですね。幻想郷へ行けそう。






まずは正宮ですね。御祭神は豊受大神。天照大神の食事を司る神様です。
本殿は幕が張られているため見ることができません。






正宮の前辺りにあったもの。パンフレットには「三ツ石」と書かれている。
説明書きが何も無いのでなんなのか分かりませんが…。気になりますね。






風の神様を祀っている別宮、風宮です。
有名な元寇の際に神風を起こしたのはこちらの神様だそうです。






土地の神様を祀っている別宮、土宮です。
古くからこの地の鎮守様だったそうで、神宮ができてからは神域の鎮守様になったそうです。




多賀宮と大津神社は気付かずスルー。
…また来るからいいけど。よくないけど。











次は勿論、内宮ですね。宇治橋鳥居と宇治橋。
…ってあれ?宇治橋は改修工事中と聞いていたんですが…ガセですか。
ところで参道等は普通左側通行なんですが、ここは右側通行。何故でしょうね。






宇治橋の横に立っている何か。何でしょうこれ。
見た瞬間に風神録6面道中を彷彿とさせた。






こちらもできる限りは参りますが、ある程度はスルー。
また来たときにでも…。こればっかり。






立て札に「撮影は階段下より」とあるのにみんな階段の途中で撮影してる。
罰当たりな方々だ。正直気分が悪くなりましたよ…。
でもあれですか、途中で踊り場みたいなところがあるのでそこが階段下だというオチ?






天照大神の荒御魂を祀る別宮、荒祭宮です。
ちなみに外宮で見逃してしまった多賀宮も豊受大神の荒御魂を祀っています。




やはり人が多いです。多いですけど信仰心はあまり感じられず悲しいです。
こういう人が多いと神社の神聖さも失われるんですが、とても神聖さが感じられました。
さすが神宮ですね。格が違います。











次なる目的地へ行く途中で発見。中で「お主も悪よのう」とか言ってそう。
銀行名が読めません…なんて読むんでしょう。ももいそ?それじゃ百五十か。
ちなみに隣にあった郵便局も同じ感じ。










猿田彦神社






内宮より徒歩約10分、こちら猿田彦神社。
御祭神は猿田彦大神です。その異形から天狗のモデルとされています。
天狗と鴉天狗は別物らしいので、文のモデルとは言えませんが
風神録や緋想天で猿田彦ネタが多く使われているのでZUN神主は気にしてないみたいですね。






八角形の鳥居です。
猿田彦大神は天孫降臨の際に道案内をしました。なので旅の神様とされています。
方角の八方という繋がりから八角形なんですね。
ちなみに道によくある道祖神や庚申なども猿田彦大神の御神徳です。






境内の真ん中にあった代物。なんでしょうね。
昔の本殿があった場所でしょうか。説明書きが何も無いので分からないです。






境内社の佐瑠女神社です。
御祭神は天宇受売命。前回の売太神社でも書きました、あっきゅんのご先祖様ですね。






例祭のポスター。なんという2次元。実はさっきの銀行にも張られていたり、いたる所で見られました。
こんな人が上半身裸で踊っていたらそりゃ天照大神も出てきちゃいますよね。女神ですけど。




例祭が近いためでしょう、境内は飾り付けをする人が忙しなく動いていました。
そのせいなのかは分かりませんが、あまり神聖な感じはしませんでした。
拝殿へ近づいた際に一瞬だけ感じられた気がしたのですが…気のせいでしょうかねぇ。










大村神社と名居神社






近鉄大阪線の青山町駅にて下車。次なる目的地、大村神社へ向かいます。
駅前の道をまっすぐ行って川を越えたところにあった石碑。
本居宣長が訪れて云々ってことでしょうか。昔から有名なんですね。

※画像をクリックすると文章をちょっと拡大します






道を忘れてしまい、多分こっちだったような気が…と見つけたのがこちらの鳥居。
神社名とか何もないのでこちらは表参道ではないでしょうね。






階段を登りきると…はじめて見る境内の景色です。
なんだか過去にタイムスリップしたかのような感じ。

と…なんか気配がするなと思っていたら人がめっちゃいる!子供とその親御さんとか。
どうやら何かの祭礼ではない催し物の最中のようで。ああっ、奇異の目が(つ∀`)
でも終わる所だったらしく、すぐに解散されました。






人がいなくなってから撮影再開。こちら拝殿です。
この大村神社は延喜式神名帳にも記載されている由緒ある神社です。
御祭神は大村の神(息速別命)です。この辺りを治めていたのは阿保氏と言い、その祖神です。
地名も阿保と言います。大村とは阿保村から来ているのでしょうね。
そして勿論、緋想天おまけに書かれている大村守のモデル地であります。

2次元チックな絵馬があったのでちょっと欲しかった。






この中に天子さんの武器兼乗り物が。(違






パッと見、普通の石にしか見えませんけどね。
ホントに地下まで埋まっているんでしょうか…ゴクリ。
まぁ特別な石をここに納めているということが重要なのでしょう。磐座のような感じ。




このあと社務所で御朱印をもらおうと…するとなんか総代との会議が始まっちゃった!
お忙しい中、神主さんが奥さんを呼びに行かれて…申し訳ないですorz
そして御朱印をいただく。奥さんは書けないようで、社名を書いていただけませんでした。

ついでなので先程なにをやっていたのかを聞いてみると
やはり祭礼とは関係なく、地域との交流会みたいなものでした。
地域、特に子供と密着した神社…いいですねー。
信仰心はあれどもやはり大人になると必然的に薄れるもの。
その点、子供は穢れない信じる心を持っているので、この聖域の感じが出せるのでしょう。
なんだか心が洗われた感じです。











同じく近鉄大阪線の桔梗が丘駅で下車。タクシーで約10分、名居神社です。
運転手さんに「ないじんじゃまで」では通じませんでした。
でもその後「下比奈知(しもひなち)にあるんですが…」と伝えると
「あー…あの神社かなぁ?」と場所が分かったようでひと安心。
地図なんて持ってきていないので路頭に迷う所でしたよ。

念のため地図は必須ですね。ちなみに鎮座地は三重県名張市下比奈知2092番地です。






格子越しですが本殿です。随分とカラフルですね。
絵もいろいろと書かれているようですし。

こちらの名居神社も大村神社と同様に、延喜式神名帳に記載されている古社です。
その昔、推古帝の時代に関西地方が大きな地震に襲われました。
この時の勅命により各国に地震の神が祀られましたが、名居神社もその一つと考えられています。
「名居(ナヰ)」とはそもそも大地を意味する言葉であるので、大地の神が祀られていたのでしょう。
ですが今現在の御祭神は大巳貴命とされています。
江戸時代中期の文献には、御神体が失われていた、という記述があり
いろいろと失われたものがあるようです。残念ですね。

比那名居の名居は言葉の意味がモデルなのか、この神社名がモデルなのか。
おまけテキストを読む限りではこの神社がモデルになっていてもおかしくはなですけどね。地名も比奈知ですし。






特筆することもなく、帰りのバスが来るまで時間が余ってしまったので境内で休憩。
何気なく境内をうろついていると、手水舎の屋根に…桃?
おー桃だー!天子ー!…と一瞬盛り上がったのですが
よくよく見ると何かの花っぽい。蓮かな…。

ちなみに例祭では甘酒を供えるらしく、こちらは天子っぽいですねw






こちらが表参道でしょうね。奥まった所にあるので普通気付けません。
そもそも「名居神社→」と看板は脇道の方を指してましたし。









本日の巡礼は終了。あとは行けるだけ出雲へ近付くのみ。
というわけで山陰本線の和田山駅で降りてホテルへ。時刻は23時。
明日も早いのでさっさと寝ましょう。




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